シリコンやTPE、ポリウレタン、PVCなどの素材による違いは?ラブドールを買う前に知っておきたいこと!

ラブドールにもそれぞれ素材があります。

その素材によって、耐久性や柔らかさが異なるので、知っておくと良いでしょう。

TPE(熱可逆性エラストマー)素材

TPE素材は最近になって流行りだしたラブドールの素材で、TPEを用いている業者がどんどん増えてきています。

シリコンよりもさらに柔らかく、伸縮性もある素材となっています。

その質感はもはや肌です。(ちなみに私が購入したラブドールもTPEです。)見ての通り、おっぱいもぷにぷにですね。

熱に弱く、加熱すると変形してしまうので、ストーブやコンロには十分気をつけたいですね。

耐久性で言えば、シリコンよりも壊れにくく、股が裂けたりしにくいので、性的行為などを行う際にあれこれ心配する必要がありません。

シリコンより柔らかい+耐久性がある

ということから、TPEはラブドールに適した素材ですね。

ただ、TPEの質はピンキリで、ヤフオクなどで売られている低価格なTPE素材は脆いので注意してください。

また、TPE素材のラブドールは、シリコン素材のラブドールと違って作りやすいので、製造から配送までおよそ2週間程度で済みます。

さらにものによっては、即納品まであるので、「早く欲しい!」という方は、シリコン製ではなくTPEドールを選んでください。

シリコン素材

ラブドールの素材のほとんどがこのシリコン製です。

リアルな質感や見た目を演出することができる代わりに、原価の問題で値段が張ります

「フルシリコンは高い!」という方は、ヘッドのみシリコンで、ボディはTPE製のシリコンヘッド+TPEボディ製のラブドールも存在しています。

また、シリコンはTPE特有のニオイを放つことがありません
TPEのニオイはそのうち匂わなくなりますが、序盤は「なんだ?このニオイは!」と思う方も少なくないと思います。

ラブエル(管理人)ラブエル(管理人)

ちなみに私もTPEのラブドールをお迎えした時、「これがTPEのニオイか!確かに苦手な人はいそう。」と思ったことを覚えています。

さらにシリコンは、TPEと比べると耐久性が高く、経年劣化もしずらいという特徴があります。

ただ、製造から配送までに、1ヶ月程度の期間が必要です。

ラブドールはどのようにして作られているの?製造工程(過程)と製造期間をまとめてみた

ソフトビニール(ソフビ)素材

参考:http://fldoll.blog8.fc2.com/blog-entry-86.html

ソフトビニール製は、中身がからっぽで触り心地は柔らかい部類に入る素材です。

ウルトラマンなどのおもちゃにも使われた素材ですね。

ただ、人間の肌と比べると、全然違い、硬いです。

そもそもソフトビニール製自体、1991年にオリエント工業がラブドールに用いたもので、今ではシリコンやTPE製のほうがクオリティが高いので、そちらが主流ですね。

低反発ウレタン素材

参考:木偶の坊

低反発ウレタン素材とは、木偶の坊というラブドール専門の業者が用いている素材です。他に似た素材で軟質ウレタン素材というのも存在します。

どちらかというとぬいぐるみに使われるような素材で、人間の肌とはかけ離れています。その代わり、価格も数万円と安いですね。

抱き枕の進化版と言って問題ないでしょう。

ラブドール業者「木偶の坊」の特徴、口コミ、評判、購入方法!

ポリウレタン混合綿素材

参考:リップロップ

ポリウレタンもウレタン同様、ぬいぐるみのような素材です。

 

ミクロン60素材

ミクロン60とは、ミクロメイドというラブドール専門業者が用いている独自の素材です。

公式ページの映像を見る限りでは、かなり柔らかそうです。

⇒ミクロメイド公式ページ

業者によると、耐久性もあり、TPE独特のニオイもないそうです。

現在、ミクロン60を無料で触ることができるサンプル配布キャンペーンを行っているみたいなので、感触を知りたい方は申し込んでみてください。

材質の比較表

特性 TPE シリコン ソフトビニール ウレタン素材 ポリウレタン混合綿素材 ミクロン60素材
柔軟性 非常に柔らかい 柔らかい 硬い 柔らかい
伸縮性 非常に伸びる 伸びる あまり伸びない 伸びる
強度 可動部、局部が裂けにくい 可動部が若干裂けやすい 裂けやすい 裂けにくい 普通
肌の変化 圧力に弱い あまり変化しない 弱い 普通
臭気 若干あり ほぼ無し 若干あり 無し 無し ほぼ無し
メリット 柔軟性・伸縮性による破損率の低さ 熱や経年などの耐久力の高さ 安い 安い 安い 柔らかさ・ニオイがほぼない
デメリット 100度以上の熱に弱い コストが高く、TPEより硬い 素材がチープ 見た目がぬいぐるみ リアル性に欠ける 高い・あまり普及していない

まとめ

以上がラブドールに使われる素材の比較です。

抱き枕やぬいぐるみ程度のリアルさで満足できるならソフビやウレタン、ポリウレタン素材のラブドールを選択し、それ以上を求めるならTPEやシリコン、ミクロン60のものが好ましいでしょう。

ただ、シリコンやミクロン60だと軽く40万円以上するので、ラブドール初心者には10~20万円で購入できるTPE製の素材がベストだと思います。
ちなみに私もTPE製のラブドールを購入しましたが、非常に満足しています。

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