ラブドールの歴史は意外にも長いです!!
私自身、ここまで技術が発達していることを知ったのはごくごく最近なので驚いているんですが、本当に進化しましたよね。
私が買ったラブドール↓
ということで今回は、ラブドールがどのように進化を遂げていったのか?いつどのように生まれたのか?など、ラブドールの歴史についてお伝えします!
ラブドールの始まりは大航海時代(1500年頃)
15世紀頃からフランスやスペインの水兵が、男だけで航海を長期間するので、何か性のはけ口のような物として、等身大の布製人形を持って行ったり、場合によっては革製の枕のような物に穴を空けた物を持って行っていたのがラブドールの始まりです。
それらがいつしか人型になり、今のラブドールに繋がっていきます。
江戸時代にラブドールの記録がある(1700~1800年頃)
日本でいうと、18世紀の浮世草子に当時の奇妙な話、奇譚として吾妻型人形というものが存在しています。
吾妻型人形というのは、漢字で書くと「吾(わ)が妻の形」という、まさに女性の妻のその部分という意味になります。
それを職人がコツコツと時間をかけ、さらに高価な着物を着せるなどして、武士など裕福な人が使用していたそうですね。
当時から、ラブドールは一部の楽しみとして使用されていたわけです。
第一次南極地域観測隊がラブドールを持参(1956年)
1956年には第一次南極地域観測隊で隊員らがメンタルケアのため、マネキン状のラブドールを持参するようになりました。
当時、ラブドールは「ベンテンさん」と呼ばれていました。
しかし、南極では気温は氷点下であり、ベンテンさんそのものもカチンコチンで凍って冷えていて、全く使い物にならなかったそうですね・・・。
隊員さんの声によると一度も使わないまま、帰りの船で捨てられてしまったそうです(苦笑)
しかしながら、南極にベンテンさん(ラブドール)を持って行ったという事実はマスコミに取り上げられ、「ラブドール=南極1号」と名付けられ、広く世間に認知されるようになったのです。
ビニール製のラブドールが登場(昭和40年)
マスコミに取り上げられたことにより、ラブドールは徐々に市民権を得ることになり、昭和40年には、中に空気を入れるタイプのビニール製ラブドールが誕生し、世間にヒットし、売り上げを伸ばしていったそうです。
ビニール製ラブドール(ダッチワイフ)↓
昔のダッチワイフはビニール製で、見た目はとてもじゃないですが、実物とは程遠い代物となっています。
ただ、それでも挿入する部分があり、等身大の人形ということで話題になり、今でも「ダッチワイフ」という言葉を知らない人は少ないのです。
シリコン製ラブドール(90年代)
90年代にアメリカでシリコン樹脂を使ったラブドールが登場します。
構造は中に金属製の骨格があり、外側を柔らかいシリコン樹脂で包むといったものです。
この頃からラブドールは、人間に構造そのものが近づいてきていると言えますね。
TPE素材(エラストマー)登場
そして今、流行っているのがTPE素材です。
シリコンよりも柔らかく、柔軟性に優れていて、肌の伸び縮みもリアルに再現してくれます。
さらにTPE素材ならシリコンでは肌のノリが悪くてうまくできなかった化粧まで簡単に可能になります。
また、正座もでき、可動域がもはや人間です。
今のダッチワイフ
控えめに言って、進化しすぎですね・・・(笑)
ほぼ人間と言っても過言ではないですね。
これは元々、ダッチワイフに興味なかった人でも欲しくなってもおかしくありませんね(笑)
そして将来はAIラブドール時代に突入!?
参考:https://www.youtube.com/watch?v=Tx5pBs3KC5U&t=2331s
中国ではすでに、AIラブドールが製造されています。
いよいよロボットと人間がセッ〇スできる時代が来るということですね。
また、AIラブドールが開発されれば、認知症や介護が必要な方のメンタルヘルスにも活用でき、非常に素晴らしい未来が待っていると捉えることもできます。
ただ、完全な女性のロボットが開発されるのは5年後なのか、10年後なのか?はたまた20年かかるのかは現状では不明です。
期待して待ちましょう!
まとめ
以上がラブドールの歴史でした。
始めは等身大の布だったのが人の形に変わり、ビニール製になり、今では人間の肌と間違えるようなシリコンやTPE素材といった物質を包み、骨格まで開発されています。
果ては、AIラブドールまで登場することとなるので、もはや文句を言う生身の女性に勝ち目は無くなるかもしれません(笑)